作業着・会社ユニフォームのリニューアルをお考えの方は多いと思いますが、みなさんはユニフォームの何を重視していますか? 誠実な印象や明るいイメージを持ってもらうためのデザイン性? それとも、着心地や丈夫さなどの機能性?
もちろんどちらも追求して、より良いユニフォーム・制服を導入できれば、それに越したことはありませんが、その前に「安全性」を見過ごしてしまうと大変なことになってしまうかもしれません。今回は、最近ユニフォームの安全性が問題になってしまった事例を見ていきましょう。
航空会社 アメリカン航空が制服をリニューアル
総旅客運送数で世界一の航空会社とも言われるアメリカン航空は、USエアウェイズとの合併に伴って2016年9月にパイロット、客室乗務員、カスタマーサービスなどの新しい制服を発表しました。全スタッフが一丸となれるよう、新ユニフォームの色は新生・アメリカン航空のブランドカラーに合わせて濃いグレー、コバルトブルー、そして差し色に赤が採用されました。コールハーンなどのファッションブランドと約2年にわたる共同開発に経てシャツの素材を新しくしたり、スカーフのデザインを刷新するなど、まったく新しい近代的な制服として発表されました。
新ユニフォームは素晴らしい仕上がり!のはずだった・・・
デザイン性も機能性も兼ね備えた新生・アメリカン航空のシンボルとなるはずだったユニフォームですが、スタッフの着用が始まると事情が大きく変わってきます。というのも、ユニフォームを着用することで頭痛や呼吸困難、発疹、皮膚の不快感、目の不快感、かゆみなどの症状を訴える従業員が続出したのです。健康被害を訴える従業員は1600名を超えており、原因究明のための調査が行われていますが未だ原因は分かっていません。
アメリカン航空側は代替素材を使用した制服も提供していますが、客室乗務員組合は製法に問題があるとしており、制服の回収や制服着用に関連して発生した医療費の払い戻し、制服の調査資金として200万ドルを確保するよう申し入れをしています。これに対して同社は、「制服の安全性に疑問はない」として回収は行わない方針を明らかにしており、事態の収拾にはまだまだ時間がかかりそうな様相を呈しています。
実は、アメリカン航空の制服を製造したツイン・ヒルという会社が苦情を受けるのは、これが初めてではありません。ツイン・ヒルは2011年にアラスカ航空の制服も作成していますが、そのときも同じような症状を訴える従業員が相次ぎ、アラスカ航空は制服を回収、その後裁判にまで発展するという前例がありました。
安全性あっての企業制服・ユニフォーム!
作業着・制服ユニフォームを導入する際は、安全性への配慮が欠かせません。視認性の良さ、素材の特徴や製法、検査体制などについてメーカーや業者に確認をとり、どこに発注するかなどをしっかりと検討しましょう。また、ユニフォームを着用することになる従業員に、化学繊維アレルギーの有無などを確認しておくことも重要です。
視認性の安全を重視した作業着
高視認性安全服は、夜間や暗所、悪天候下での作業時に着用することで、作業員の存在を明確に示し、事故を未然に防ぐための作業着です。蛍光カラーや再帰反射材を使用し、視認性を高めるデザインが特徴です。建設現場、道路工事、物流業など、安全対策が求められる現場で活躍します。高視認性作業服は、労働安全衛生法に基づく対策としても有効で、近年ではISO 20471規格に準拠した作業服が主流です。安全性と快適性を両立した高視認性安全服の導入で、現場の安全意識をさらに高めましょう。

溶接用作業服|難燃性作業着
溶接作業に適した難燃性作業着は、火花や高温から身体を守るために不可欠な安全服です。中でも綿100%素材の作業服は、燃え広がりにくく、熱に強い性質があるため、溶接や火気を扱う現場に最適です。綿素材は肌ざわりが良く、吸汗性や通気性にも優れており、長時間の作業でも快適に着用可能。静電気が起きにくいのも大きな特徴です。難燃加工を施した綿作業着は、安全性を備え、建設業や製造業、金属加工など多くの現場で着用されています。

安全靴|セーフティーシューズ
安全靴(セーフティーシューズ)は、建設現場や工場などで作業者の足元を守るために欠かせない保護靴です。つま先部分に鋼製や樹脂製の先芯を備え、落下物や衝撃から足を守ります。中でも踏み抜き防止安全靴は、靴底にプレートを内蔵しており、釘や金属片など鋭利なものを踏んでも貫通を防止。建築・解体現場や災害対応など、危険の多い作業環境に最適です。軽量・通気性に優れたモデルも多く、安全性と快適性を両立した安全靴は、多様な現場で高く評価されています。業種別に、建設、物流、電気工事などに特化した素材や靴底があります。

静電気防止|制電素材の作業服
静電気防止機能を備えた作業服は、電子機器の製造現場や火気・粉塵を扱う工場などで必須の安全対策ウェアです。制電素材を使用した作業服は、衣服の摩擦によって発生する静電気を素早く逃がし、火花による引火や電子機器の誤作動を防ぎます。JIS T8118などの制電規格に対応した作業服は、導電繊維を織り込んだ生地を使用し、高い安全性と快適性を両立します。帯電防止作業着は、半導体製造、化学工場、塗装作業など幅広い業種で求められる作業ユニフォームです。

食品工場作業着|衛生白衣
食品工場作業着や衛生白衣は、異物混入や菌の拡散を防ぐためにデザインされた専用ウェアです。無塵・防塵性に優れた素材や、ホコリ・髪の毛の侵入を防ぐ密閉性の高い構造が特徴。袖口や首元はゴム入りで隙間を最小限にし、異物混入リスクを軽減し安全性を高めます。食品衛生法やHACCPにも対応したモデルが多く、衛生管理が求められる食品加工・製造現場に最適です。帽子・マスク・インナーとの組み合わせで、より高い衛生レベルを維持できます。

作業服・作業着デザイン提案
今回は作業服・作業着の「安全性」についてご紹介しました。従業員の安全、健康、モチベーション効果には作業服の安全性は大きな役割を担います。
『e-UNIFORM』では、他にもたくさんのユニフォームを取り扱っております。会社ユニフォーム選定のお手伝いもさせていただきます。ご検討の際はお気軽にご相談ください。作業服カタログ無料請求もご活用ください。
.jpg)


















コメントを残す