今回は、その味は言わずもがな、制服・ユニフォームでも話題を集めているラーメン店「博多一風堂」にフォーカスします。今の時代、飲食店が味や接客・サービスを徹底するのは当たり前のこと。選ばれる店になるには、それ以上に、こだわりやセンスなどを表現して、他店にはない魅力をつくりあげていくことが大切です。それを見事に実践しているのが、博多一風堂であり、その一つの例がスタッフのユニフォームなのです。ファッション関係のメディアにも取り上げられるほど「オシャレすぎる」制服・ユニフォームとは、一体どんなものなのでしょう?
一風堂制服 大名本店
一風堂が創業30周年を記念して刷新した、大名本店のユニフォーム。地元・福岡への感謝と敬意を込めて、“MADE IN FUKUOKA”をコンセプトに誕生しました。
福岡市にある大村美容ファッション専門学校、福岡の伝統工芸「久留米絣(かすり)」の織元である野村織物、縫製事業専門クラウドソーシングサービスを営むシタテルがコラボレーションし、素材も、デザインも、縫製も福岡の学校・企業で完結しました。
「木の重厚感が漂う大名店のインテリアに合う色使いや、作業着としての動きやすさに配慮しながら、一風堂の男性的なカッコよさを表現した」とは、デザインが採用された大村美容ファッション専門学校、福永桃子さんのコメントです。
IPPUDO WESTSIDE
https://www.instagram.com/p/vjew6PrB6D/
一風堂の海外1号店であるニューヨーク店「IPPUDO WESTSIDE」は、「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」のデザインによる制服を採用。アイテムは、ワークジャケットとエプロン(タブリエ)です。
ネイビーのインパクトが強いこのユニフォームは、ジャケットもエプロンもエクスクルーシブなデザイン。導入直後から、ネット上では「カッコよすぎる!」など、話題をさらいました。
シワ加工が施されたジャケットには大小のポケットが付いており、エプロンにも正面と横に取り外し可能なポケットが付いています。エプロンの裾には、ラーメンの丼にも描かれている「雷紋」をプリント。「働く男」によく似合う無骨なデザインに仕上がっています。
IPPUDO Saint-Germain
https://www.ippudo.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/presss151029_1.pdf
一風堂のパリ1号店であるサンジェルマン店「IPPUDO Saint-Germain」は、「ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)」のデザインによるユニフォームを採用しています。
ジャケットとエプロンのカラーには、パリ店の内装の木目に合うベージュを採用。デニムのジャケットに、シャツはレイヤードのディテールを取り入れ、現代のワークウェアの雰囲気を感じさせるデザインに仕上げられています。
赤をキーカラーとして細部に使用しているのも、このユニフォームの特徴の一つ。頭に巻くタオルは、日本らしさ、そして一風堂らしさを感じさせる赤のタイダイ柄(絞り染め)を取り入れています。
おしゃれ飲食店ユニフォーム
ユニフォームデザイン提案について
e-UNIFORMでは、店舗ユニフォーム・事務服・作業着のデザイン提案も行っています。ユニフォームリニューアルをご検討の際はお気軽にご相談ください。無料カタログ請求もご活用ください。