自然を感じ、癒しをもたらす「緑」
誰もが、緑に癒されたり、緑に元気をもらったりといった経験をしたことがあるはずです。緑は「自然」を感じさせる色であり、私たちの心に安定・安心をもたらす色。見る人の気持ちを和らげ、やすらぎやくつろぎを与えてくれます。
緑色を会社制服・ユニフォームの色に使うなら、カフェや飲食店ユニフォームはおすすめ。素材の新鮮さを感じさせてくれますし、お客様にリラックスや癒しを提供することもできます。緊張を緩和する働きもあるので、ストレスが多い職場に緑の制服を導入すれば雰囲気がなごみ、従業員もリラックスして仕事に取り組めるようになるかもしれません。その他、「エコ」「環境」「安全」「健康」「幸福」「再生」「若さ」「新鮮」「生命力」など、多くのプラスイメージを持つ色です。

以下では、会社制服・ユニフォームのカラーに「緑」を採用している企業を3社、ピックアップしています。イタリアの航空会社と、日本でもお馴染みのカフェ、ファストフード店です。それぞれのユニフォームについてご紹介していきましょう。
アリタリア航空の制服

イタリアの航空会社「アリタリア航空」が20年ぶりに刷新した制服。2016年7月上旬から導入が始まっています。
新ユニフォームのデザインは、イタリア人デザイナーのエットーレ・ビロッタ氏が担当。「イタリアの美を新制服から伝えたい」という願いを託し、50~60年代のイタリアのデザインをベースにしており、カラーもイタリア国旗の色である「赤」と「緑」を採用しています。赤は客室乗務員(キャビンアテンダント)用で、緑は地上旅客係員(グランドスタッフ)用。役割の違いでユニフォームの色を変えているのも特徴です。エレガントで情熱的な雰囲気は、どこまでもイタリア的です。
スターバックス コーヒーの制服

多くの方が、「スターバックス」で緑のエプロンを身に付けたパートナー(スタッフ)に接客をしてもらったことがあるでしょう。
今や、「スタバ=緑」というイメージは確固たるものになっていますが、もともとのコーポレートカラーは茶色だったよう。余談ですが、スターバックスはコーヒー豆の焙煎メーカーとして事業をスタートしており、当時のコーポレートカラーはコーヒー豆の茶色でした。現在、コーポレートカラーが緑になっているのは、1987年に、スターバックスの資産を買収したコーヒーチェーン店「イル・ジョルナーレ」のロゴが緑だったことが関係しているようですね。
ちなみに、スタバには緑のエプロンだけではなく、黒いエプロンもあります。これは、社内試験に合格したコーヒーマスターだけに与えられる、通称「ブラックエプロン」。上述のアリタリア航空と同様に、役割でユニフォームの色を変えている好例です。
サブウェイのスタッフ制服

サンドイッチチェーンの「サブウェイ」が、2015年12月にリニューアルした店舗スタッフのユニフォームです。「ワクワクとイキイキをお客様に」というコンセプトのもとでスタートしたプロジェクト。新しいユニフォームは、645点もの一般公募のなかからスタッフの投票によって選ばれました。
アテンダントTシャツは、店名の由来である「サブマリン(潜水艦)」をイメージした爽やかなボーダー柄。スタッフの働きやすさにもこだわっており、ドライメッシュで通気性の良い生地を使用しています。
2WAYスタイルエプロンは、「カスタマイズを楽しむ」というサブウェイのブランドコンセプトを表現しています。腰の部分を内側に折るだけで「サロンエプロン」としても着用できる、2WAYの優れもの。色は、コーポレートカラーである“サブウェイグリーン”です。
緑色のエプロン、作業着ユニフォーム

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