最近は、スタッフユニフォームを「ブランディング活動」の一環だと捉え、自社のイメージアップに成功している企業も増えてきていますね。
企業のイメージアップとまではいかなくても、着ている人が「何者なのか?」「どんな人なのか?」を瞬時に伝えてくれれば、ユニフォーム選びはひとまず成功だと言えます。今回は、そのあたりにフォーカスして、オフィスユニフォーム・スタッフ制服選びのポイントを解説していきましょう。
お客様と区別が付かないスタッフユニフォーム・制服はNG!
小売店や飲食店、イベント会場などで、「スタッフだと思って声をかけたら、実は一般客だった・・・」という経験はありませんか? 「店員を探しているのに、どの人がスタッフなのか分からない・・・」という状態では、オフィスユニフォームを着用している意味がなくなってしまいます。ひと目見ただけで、その人の役割が分かるオフィスユニフォームを選ぶことは、サービスを提供する側として必須のことだと言えるでしょう。ネームプレートを胸元に付けることも一案としておすすめです。
制服の持つ先入観を利用する!
特定の制服を着ている人に対して、私たちはイメージ(先入観)を持っています。たとえば、警察官を見ると、「厳しそう」「真面目そう」という印象を持ちますよね? その人の内面は、何も知らないにもかかわらずです。たとえば、看護師さんを見ると、「やさしそう」「親切そう」というイメージを抱きます。相手の性格など分からないのに、不思議なことだと思いませんか。
オフィスユニフォーム・制服が有する先入観は、上手に活用することで、ビジネスを円滑にしたり、サービスの質を向上させたりできます。オフィスユニフォームを変えるだけで、信頼感のあるイメージを持ってもらえたり、誠実そうな印象を与えたりできるのですから、ぜひ先入観は利用したいものです。
だらしない制服を着ていると相手にしてもらえない!?
どんな業界のユニフォームでも、清潔感があり、きっちりした印象を与えられることが重要です。逆に、相手にだらしない印象を持たれてしまうと・・・。ここで一つ、有名な実験結果をご紹介しましょう。
アメリカの心理学者レオナルド・ビックマンは、「服装の違いで相手の反応がどう変わるのか?」をテーマにした実験を行いました。まず、電話ボックスの中のよく見える場所に10セントコインを置いておきます。そして、電話ボックスをから出てきた人に、「10セントコインがありませんでしたか?」と尋ねます。そのとき、尋ねた人は「清潔できちんとした服装の人」と、「みすぼらしく汚らしい服装の人」の2パターン。結果は以下のとおりでした。
・清潔できちんとした服装の人に対して、コインを渡してくれた人の割合:77%
・みすぼらしく汚らしい服装の人に対して、コインを渡してくれた人の割合:38%
後者は、最初から相手にしてもらえなかったり、質問を真に受けてもらえなかったりと、多くの場合で無視されてしまったようです。相手に「だらしない」「汚い」といった印象を持たれてしまうと、コミュニケーションすら成立しないということですね。オフィスユニフォームを選ぶときも、「清潔感」が大きなテーマになるのは間違いないでしょう。
オフィスユニフォーム オリジナルデザイン提案について
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