今回は、建設関連企業における作業服のリニューアル事例をご紹介します。ピックアップするのは、「鉄建建設」「西松建設」「ジョンソンコントロールズ ビルディングシステムズ」の3社。いずれも10年以上ぶりの制服リニューアルで、女性用作業服の導入など時代のニーズに対応しているのが特徴です。
作業服 事例:鉄建建設 株式会社

2016年4月、鉄建建設が25年ぶりにリニューアルした作業着です。初めて女性用の作業着を導入したことと、全スタッフがよりよい環境で仕事ができるよう、機能性を追求したことがポイントです。
見た目はスリムなデザインに見えますが、伸縮性に優れた生地や立体裁断による仕立てによって、十分な動きやすさを実現。ブルゾンとシャツは、背中にベンチレーションを兼ねた切り替えを設け、衣服内の蒸れを防止しています。胸ポケットの深さ・幅を見直し、右袖にはスマートフォン用のポケットも追加。とことん利便性にこだわっています。
カラーに目を向けると、ブルゾンとズボンは従来の薄いベージュから茶系に変更。シャツは淡いグレーにしています。前合わせの向きやシルエットで男女を区別しています。
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https://www.tekken.co.jp/cms/whats/20160329_123543BDE2.pdf
作業服 事例:西松建設 株式会社

2015年7月、西松建設がリニューアルした作業服・ヘルメットです。新しい作業服は、従来のベージュをベースにしながら、コーポレートカラーである緑をアクセントカラーとして用いています。新たに誕生した女性用の作業服は、女性の体のラインに合った動きやすいデザインに。着丈を若干長めにすることで、しゃがんだときに背中が出ないような工夫がされています。
作業服の基本性能である強度や安全性に配慮するのはもちろん、着心地や快適性の向上にもこだわりました。夏用の作業服は吸汗性・速乾性を兼ね備えた生地を採用するとともに、上着の脇部分・襟付け部分には消臭テープを縫い込んで、消臭機能を持たせています。また、夏用ズボンも新たに導入されました。
冬用の作業服は、ソフトな着心地で伸縮性に富んだ生地を採用し、快適な着用感を実現するとともに、保温性も向上させています。
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https://www.nishimatsu.co.jp/news/news.php?no=MTUy&icon=44GK55+l44KJ44Gbhttps://kensetsunewspickup.blogspot.jp/2015/07/blog-post_31.html
作業服 事例:ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズ

2016年4月、ジョンソンコントロールズ株式会社 ビルディングシステムズが、米国ジョンソンコントロールズの日本法人として創立45周年を迎え、リニューアルした作業服です。女性の活躍を推進するため、女性用ウェアを追加したのはリニューアルの大きなポイントです。
新しい制服は、「スマート&プロフェッショナル」をテーマに掲げ、特に動きやすさと通気性を重視。ブルゾンの脇に立体裁断を、背中にプリーツ加工を施して、ワンランク上の動きやすさと通気性を実現しています。
ブルゾンはコーポレートカラーであるブルーがベース。表からは見えない箇所に豊富なポケットが付いており、収納力を向上させています。スラックスは汚れが目立ちにくいチャコールグレーを採用。夏用の制服は通気性・速乾性・伸縮性に優れたポロシャツで、涼しさと動きやすさが魅力です。
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https://www.johnsoncontrols.com/ja_jp/media-center/news/press-releases/2016/03/28/japanese-corporation-founding-45-anniversary
作業服

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作業服デザイン提案について
今回は「作業服のリニューアル」について書かせていただきました。
ユニフォームのダイイチでは、ホテル制服・飲食店ユニフォーム・作業着などのデザイン提案も行っています。ユニフォームリニューアルをご検討の際はお気軽にご相談ください。無料カタログ請求もご活用ください。