押し寄せる少子高齢化の波は、あらゆる業界で若手の人材確保を難しくしています。なかでも介護の分野では、これから先、さらに人手が必要になるのが明らかなのにもかかわらず、需要に供給が追い付いていないのが現状です。
介護の現場は、どうしても「汚い」「つらい」「給料が安い」というイメージがあるために、人材が集まらないことに加え、採用してもすぐに辞めてしまう「離職率」の高さも問題になっています。
現状を打破するのは簡単なことではありませんが、手をこまねいていても、何も変わりません。人材獲得のため、そして離職率低下のため、今できることから考えていきましょう。
帰属意識の高いスタッフは簡単には辞めない!
「自分はこの施設の一員である」という自覚(帰属意識)が高いスタッフは、簡単に辞めることはありません。とはいえ、入社間もないスタッフに「もっと帰属意識を持ちなさい」と言っても無理があるでしょう。入ってきたばかりのスタッフが仕事に慣れ、職場に慣れ、帰属意識が芽生えるまでには時間がかかります。初めのうちは、どこか自分だけ溶け込めないような感覚を持っており、施設の一員であることを自覚できないのは普通のことです。
慣れるまで待つのは簡単なことですが、現実問題として、慣れる前に辞めてしまうスタッフも少なくありません。そこで、取り入れていただきたいのが介護ユニフォームです。入社した日からみんなと同じ介護ユニフォームを着ることで、「その集団の一員である」という帰属意識が芽生えるのが早くなり、日を重ねるごとに帰属意識は強固なものになっていきます。帰属意識が高くなれば仕事への責任感も強くなり、自分が所属する施設そのものを良くしていきたいと考えるようになっていきます。このようなスタッフは長期にわたって安定的に働いてくれるため、自ずと離職率の低下につながるのです。
仲間意識が施設のサービス向上につながる!
仕事は一人でするものではありません。施設で働くスタッフ全員で取り組むものであり、また、そういった意識がなければサービス全体の向上は望めません。誰でも、「仲間がいるからがんばれる!」といった経験をしたことがあると思いますが、特に入社間もないスタッフにとって仲間の存在は大きな支えになるものです。
スタッフ間の仲間意識を育むためにも、介護ユニフォームは大きな役割を果たします。仕事で壁にぶつかったとき、同じ介護制服を着ている先輩の背中を見るだけで、「自分もがんばろう」というようにモチベーションが促されることもあるでしょう。同じ服を着ることで育まれる仲間意識が、スタッフの定着率を高め、ひいてはサービス全体のレベルアップをもたらしてくれるはずです。
介護ユニフォーム
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介護ユニフォームの力を見直そう!
冒頭で述べたとおり、介護スタッフは需要が増えている職種でありながら、離職率の高い職種でもあります。離職率の改善は、すべての介護施設が正面から向き合うべき課題であり、この課題を解決するためのキーワードはスタッフの「帰属意識」「仲間意識」だと思います。長きにわたって施設のために尽力してくれる人材を育てるため、まずは「介護ユニフォームの効果」を見直してみてはいかがでしょうか?
介護ユニフォームとは
介護ユニフォームとは、介護の現場で着用する制服のことです。介護ユニフォームには、以下のような特徴や種類があります。
介護ユニフォームは、利用者様に負担をかけないように、表にファスナーやボタンなどの突起物がないものが多いです。また、静電気帯電防止機能や抗菌機能など、衛生面に配慮したものもあります。
介護ユニフォームは、動きやすさが求められるので、ストレッチ素材や伸縮性のある素材が主流です。しゃがんだり、中腰になったりすることが多いので、丈の長いものや透けにくいユニフォームもあります。
介護ユニフォームには、ジャージウェア、ポロシャツ・Tシャツ、スクラブ、パンツなどの種類があります。それぞれに、介護の現場に適したデザインや機能があります。
介護ユニフォームには、エプロン・ポロシャツ・ズボンなどの小物もあります。これらは、入浴介護や食事の準備などの際に必要なもので、撥水機能や清潔な抗菌作用があるものもあります。
介護ユニフォームは、介護の現場に応じて、機能や用途に合わせて選ぶことが大切です。
介護ユニフォームデザイン提案について
今回は「介護ユニフォーム」について書かせていただきました。
e-UNIFORMでは、介護ユニフォーム・作業着・事務服・飲食店ユニフォームなどのデザイン提案も行っています。ユニフォームリニューアルをご検討の際はお気軽にご相談ください。無料カタログ請求もご活用ください。