近年、介護施設の数が増え、介護職員の数も増え、介護ユニフォームへの需要も高まっています。今回は、介護ユニフォームのなかでも重要な役割を果たす「介護エプロン」について、その選び方を考えていきましょう。
介護エプロンに求められる機能
そもそもエプロンというのは、衣服や体が汚れないように身に付けるものですから、ある意味、汚れるのは当たり前。その前提で、施設内の衛生環境をキープしていくには、毎日の洗濯が必須です。介護エプロンを選ぶときに重視したいポイントの一つは「耐久性」だと言えるでしょう。
繰り返しの洗濯でほつれたり、防水などの機能性が失われたりする介護エプロンは良くありません。どんな商品でも「安さを重視したために、かえって高くついてしまう」ケースがあると思いますが、介護エプロンは特に注意が必要です。繰り返し洗ってもヘタれたりせず、長期にわたって着用できる商品を選ぶようにしましょう。また、汚れたらすぐに洗うものですから、「着脱のしやすさ」や「乾きやすさ」なども、選ぶ際のポイントになってきます。
用途に合わせた介護エプロンを!
介護エプロンは、その名のとおり「介護をするときに身に付けるエプロン」ですが、介護職員の仕事は多岐にわたります。介護の仕事においてエプロンを重宝するのは、主に「入浴介助」や「食事介助」のシーンです。それぞれで、どんなエプロンを選ぶべきか見ていきましょう。
入浴介助ならこんな介護エプロン!
当然のことですが、入浴介助用の介護エプロンには防水性・撥水性が必須です。上述のとおり、繰り返し洗濯をしても防水機能・撥水機能が低下しない商品を選びましょう。また、エプロンが要介護者に触れたときに「冷やっ」とさせないことも重要です。素材にも気を遣って選ぶようにしましょうね。お風呂の時間は、介護施設で暮らす高齢者にとって毎日の楽しみの一つ。だからこそ、気の利いた介護エプロンを使って快適なバスタイムを提供したいものです。

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食事介助ならこんな介護エプロン!
介護施設においては、介護職員・ケアスタッフがO157、ノロウィルスなど感染症の媒介になる可能性があります。感染症対策を徹底するなら、食事介助のときは、必ず食事介助用のエプロンを使用するようにしましょう。食事介助用のエプロンは、抗菌仕様の商品や、汚れが付きにくく落としやすい防汚加工の商品がいいですね。もちろん、食事介助用のエプロンを着用したまま、食事介助以外のケアをするのはNGです。
また、食事をするときに使うエプロンですから、食欲が増すような色づかいの商品がおすすめです。代表的な食欲増進色は、赤、オレンジ、黄色など。ぜひ、取り入れてみてくださいね。

介護エプロンまとめ
介護エプロンの導入をお考えの方は、実際に着用するシーンに合わせて、必要な機能を選ぶようにしましょう。とはいえ、機能だけで決めるのは勿体ない話です。介護用エプロンも立派なファッションアイテムですから、カラーやデザインにもこだわって選んでみてくださいね。
介護ユニフォームは、落ち着いた色を選んだほうがいいと考える人もいますが、下手をすると無機質な印象が強くなってしまいます。せっかく導入するなら、入所者の心を晴れやかにできるようなエプロン、施設の雰囲気を明るくできるようなエプロンを選べるといいですね。
介護士のエプロンとは、介護の現場で働く人が着用するエプロンのことです。介護エプロンは、衣服や体を汚れや感染から守るだけでなく、動きやすさや機能性も重視されます。介護職のエプロンには、胸当てのあるエプロンと腰につけるエプロンがありますが、胸当てのあるエプロンがよく使われます。胸当てのあるエプロンには、H型エプロン、かっぽう着型エプロン、ベスト型エプロンなど、さまざまな種類があります。
介護職エプロンの選び方は、丈の長さやサイズ、動きやすさ、機能性、色やデザインなどに注意します。また、職場によっては、エプロンの着用が必須だったり、色やデザインに規定があったりする場合もあります。介護職エプロンは、介護ユニフォーム通販「e-UNIFORM」で実用的で職場で使いやすいデザインが揃っています。
介護ユニフォームデザイン提案について
今回は「介護エプロン」について書かせていただきました。
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