肉体労働が多い看護士の仕事。病院内は1年中、空調によって一定の温度に保たれていますが、体位交換や清拭、車いすの乗り降り補助、トイレ介助など筋力を使う仕事も多いので、看護士さんは1日働いていると汗をかきます。また、熱気や湿気が多い浴室内での入浴介助や、マスクや手袋、帽子の着用が必須のオペ室や無菌ルームでの仕事は体に熱がこもりやすく、医療スクラブを着ていても、どうしても汗をかきます。
「仕事中の汗や、汗の臭いが気になる・・・」という看護士は少なくありません。では、現役の看護士はどのような汗対策をとっているのでしょうか?
今回は、ナース服の機能紹介も交えながら、看護士の汗対策についてお伝えしていきましょう。
看護士が実践している仕事中の制服汗対策
毎日ナース服を交換する
1日働けば汗をかき、ナース服に汗や臭いがしみついてしまうため、毎日ナース服を替えるという看護士は少なくありません。白衣が多めに支給されている病院では1日着たナース服は洗濯に出し、毎日新しいナース服に替えているようです。一方で、個人病院やクリニックの場合は支給されるナース服を少ないこともあり、毎日ナース服を交換するのは難しいようですね。なかには、足りない分は自分で購入するという看護師もいます。
インナーを着用する
ナース服の下にキャミソールやTシャツを身につけることで、汗によるナース服のベタつきや臭いを抑えているという看護師もいます。麻(リネン)素材や合成(ポリエステル)素材のインナーなら、汗をかいてもすぐ乾くので、ベタつきにくく快適な着心地をキープできるでしょう。
脇汗パッド使用する
脇汗による汗ジミや臭いが気になる看護師のなかには、脇汗パッドを使っている人もいます。脇汗パッドは、衣類に貼るタイプや肌に直貼りするタイプ、洗濯できて繰り返し使えるタイプなど様々な商品があり、使い方や使用感などの好みに合わせて選ぶことができます。脇汗パッドは毎日、張り替える手間がかかりますが、汗ジミや臭いを気にせずに仕事に集中できるのは良いところかもしれませんね。
速乾性のある医療スクラブを着る
速乾性のあるTシャツやスポーツウェアがあるように、ナース服も速乾性に優れた素材を使ったものがあります。速乾性とは、かいた汗をすばやく吸収し、すばやく乾燥させて快適な着心地を保つ機能のこと。速乾性のあるナース服なら、汗をかいても肌にベタつかずサラっとしたままなので、仕事中も快適に涼しく過ごせるでしょう。
医療スクラブミズノ 吸汗速乾
医療スクラブ 空気が通り抜ける 涼しい「ベンチレーション」
制菌作用のある看護士制服「ケーシー白衣」を着る
汗が臭う主な原因は、雑菌の繁殖です。雑菌の繁殖を抑えることができれば、その分、汗の臭いも抑えることができます。このメカニズムのもとで誕生したのが、制菌作用のあるナース服です。雑菌の繁殖を抑える作用がある素材を使っているので、汗から発生する臭いを抑えることができます。
ケーシー白衣 制菌・吸汗速乾素材
医療スクラブ・ケーシー白衣 汗対策まとめ
現役の看護師は、様々な方法で仕事中の汗対策や汗の臭い対策をしているんですね。なかでも、速乾性のあるナース服や制菌作用のあるナース服は着るだけで汗対策ができるので、看護師に喜ばれそうです。白衣・ナース服の購入やリニューアルをお考えなら、仕事中の汗対策にも配慮して検討してくださいね。
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